水回りの豆知識

給湯器トラブルの対処法

3. お湯が出ない時のチェックポイント

お湯が出ない2つのケース

「お湯が出ない」というケースを大きく分けると、「水は出るのにお湯にならない」場合と「水そのものが出てこない」場合という、2種類に分けることができます。

どちらの場合も、まずは落ち着いて以下の場所に普段と違うところがないか、確認してみましょう。

・水、ガスの元栓やガスメーター
・給湯器のランプ、リモコン
・ブレーカー
・給水フィルター

焦っていると見落としてしまいがちですが、ほとんどの場合「元栓が閉まっていた」「水道のコックが閉まっていた」「水抜き栓のフィルターがゴミ等で詰まっている」などといった、業者に連絡するまでもない原因ということも多いのです。

全てチェックした後で、「蛇口は開いているのに水そのものが出ない」というケースであれば、まず一番に考えられるのは断水です。町内情報やインターネットなどで、断水に関するお知らせが届いていないでしょうか?

次に疑うべきは、凍結です。
真冬の時期や、積雪の多い地域では、実はよくある事。対策もされているかと思いますが、万が一の場合を考えて日頃から確認しておくとよいでしょう。

次に、「お湯が出ない」という場合ですが、お湯を出しっぱなしにして安全装置が働いた可能性はないかどうかを確認しましょう。給湯器には、空焚き防止や加熱防止装置がついており、機器が異常な高温になった場合、運転を自動で止めることができるようになっています。

セーフティロックを外すリセットボタン付きの給湯器かどうかをチェックしましょう。 これらをチェックしてもお湯が出ない場合、故障を疑うべきかもしれません。